大橋くんのこと

スーパーアイドル大橋くんのおはなし

オタクは推しが好きな自分が好きなのか?

 

"オタクは推しが好きなんじゃなくて、推しが好きな自分が好きなんだ"

 

そんな言葉を目にした。

 

そうなのかな。そうだったらどうしよう。じゃあこの大橋くんへの気持ちはなんだろう。大橋くんを好きな自分が好きなのか・・・?そんな不安が頭をよぎった。

 

いつの日か私にとって大橋くんは私の、人生の一部のような存在になった。たまに考える。大橋くんの居ない未来に自分は存在し続けられるのか。

 

でも「その人がいなくなったら消える幸せって怖くない?」って問いに共感する自分もいた。でももう既に遅い私はその消えた幸せさえも愛おしく感じてしまうと思う。

 

常に追いかけるような恋ばかりしてきたからか、別に大橋くんの幸せの理由に自分は居なくても良いと思ってる。でも大橋くんの幸せの理由と好きなものは私もこっそり好きでいたいし大切にしたい。

 

 

自分に自信がないといつかの雑誌で言っていた大橋くん。「愛してくれるファンの皆さん」の後に()で 自意識過剰ですね笑笑って言葉だったり、痛い子ですね笑笑 って書いていたことを私はずっと忘れられない。

 

私にとって大橋くんは、暗い日々を明るく照らしてくれた素晴らしい存在なのに。大橋くんが紡ぐ一言一言が私の居場所を作ってくれたようなものなのに。って難しい気持ちになった。ネガティブになることが悪いことなんて思うわけがないけれど、大橋くんの存在は誰かの人生を変えるくらいスーパーヒーローみたいなものなのになあと。

 

でもこれは期待ではなく感謝。無意識な大きな期待がその人を逆に苦しめることを私は知っている。だからこれは期待じゃなくて救ってくれてありがとうの感謝です。

 

私はおたくは全員が全員、推している自分が好きで誰かを応援している訳じゃないと思う。私が好きな漫画の主人公の言葉で「真実は人の数だけある。」というのがある。みんな同じような好きの形に見えてもやっぱり一人一人違うと思う。

 

あ、否定するようなことを書いといてそんなことを言うのは違うかもしれないけど、大橋くんのことを好きな自分を好きなのは間違ってないかもしれない。素敵な大橋くんのことを好きな自分って、大橋くんを推し始める前の自分より好きだし、自分でも人生を謳歌しているのが分かるから。

 

ここにきて全否定を撤回させてください(笑)

「推しが好きなんじゃなくて」が違う気がするだけで、推しを好きな自分は好きだ。でもこれは大橋くんを好きな事を前提とした話で。

 

 

ただ好きでいる。ってことだけがパワーをくれることが沢山あります。どこにいても、いくつ歳を重ねても、大橋くんの言葉は私にとってお守りで、今まで大橋くんを好きだった日々は思い出で、これからの想像は未来。楽しいことばかりじゃないであろう生活も、大橋くんのファンでなら乗り越えられる気がします。

 

漫画を読んでる時に序盤の言葉を見て不安を感じて書き始めたけれど、結局何もない日に語れるくらい大橋担である日々は幸せだなあって感じて終わりました(笑)